7/20/2014

ハーバードエクステンション 秋期 総合クラス その1

今思い起こせば、ハーバードエクステンションで
一番厳しかったクラス。

インストラクターはSuzanne Szwarcewicz先生。

テキストは
A writer's reference (ライティングのガイド)
Well Said(発音教本)
Mind Reading(エッセイ集)
A Gesture Life(小説)

この先生、40から50くらいで東欧系の顔立ちをした、いかめしい感じの人。1回目のクラスで開口一番に遅刻厳禁と宿題厳守を強く言い渡し、あまりのオーラの強さにクラス一同かなり萎縮。

授業中もあまり意味の無い事をペラペラ喋ってると、厳しい突っ込みをしたり、結局結論は何なの?!と言い放つ。これって、とにかく口から動く中南米系には恐怖だったみたいで、ラティーノ達が無駄に騒がないクラスは後にも先にも、このクラスだけでした。

宿題の量も半端じゃない。
週二日のクラス毎に指定のエッセイを2つ以上と小説を数十ページ読みこなし、簡単なリサーチも行っておく。指定のトピックについて数週おきにエッセイを書く。それとは別に学期の最後には10ページあまりのペーパー。そして、それに関する口頭発表。

私は、初日に周りの生徒がぺらぺら英語で喋ってるのを見てすっかりびびってしまい、初日アンケートの脇に「私はこのクラスでやって行く実力が無いので、レベルの低いクラスに落としてください」と書いて先生に懇願(←直接話せるだけの能力が当時なかった…)。先生には「クラス替えは私が決めます」とあっさり却下されて、泣く思いで通ってました。

宿題も真面目に全部やろうとすると、1日PCに向かうか本を読んでるかで時間がつぶれ、専業主婦だったのに家事もほぼ放棄。週末も遊びに行かず、宿題で頭がいっぱい。クラスメート達も私と同じだったみたいで、宿題の多さと笑い一つない厳しいムードの授業に疲れて次々とドロップアウト。

私の他に二人いた日本人男性(研究留学のお医者さん?)のうち、一人は3回目のクラスでドロップ。もう一人は1ヶ月ちょいでドロップ。アジア人私一人になった時の心細さと言ったら!クラスメート同士で友達になる訳でもなく、最初の2ヶ月弱くらいは非常にクラスの雰囲気が悪かった。

クラスでは私がダントツに駄目生徒(だって喋る能力が段違いに低かった、ホントの話)だったので、つらさ倍増。グループワークの足を引っ張っちゃうしね。あまりにぎすぎすした雰囲気に絶えかねて、2回ほどずる休みしました…。

って、ここまで読んだら、確実に行きたくなくなるな、ハーバードエクステンション…。これからいいとこも書くので、2005年秋期 総合クラス その2 も公正さを保つために目を通しといてくださいね~。

0 件のコメント:

コメントを投稿