7/07/2014

イントネーションとリズム

今取っているIELの先生Amyは、speakingに結構比重を置いた授業をする。発音、イントネーション&リズム、会話中の文法エラーをその場でフィードバックする時間をいつも取ってくれるのだ。

生徒は15人くらいで、ヨーロッパ組 ラテンアメリカ組 アジア組(といっても日本人と中国人のみ)。それぞれに強みと弱みがある。日本人は、書かせるとそれなりだけど喋るのに苦労する。なかなか何喋ってるかわかってもらえないのよね~。

私がいつも指摘を受ける発音の間違いは典型的Japanese speakerの弱みそのもの。
th…thinkがsinkに。わかってるんだけどね。
v/f…特に日本語の「ふ」は「u」に近い音に聞こえるみたい。Amyいわく「まねできない独特の音」。
b/v…vがbに聞こえるって。これはラティーノも同じミスをするらしい。
w…キスするように口を丸めないと、これまた「u」になってるらしい。
r/l…意識すれば出来るんだけど、スペルを知らなかったり、突然話を振られたりするともう駄目。日本人以外には、完全に違う音に聞こえてるみたいなのよねー。

みんなそれぞれに訛はあるし、ラティーノの訛は特に(私には)わかりにくい。でも、ヨーロッパ組とラテンアメリカ組は比較的意思疎通ができる。アメリカ人にとっても、この二組の訛はわりとなじみやすいみたい。もともと言語体系が近い事と、お互いの言葉にそれなりに馴染みがあるからだろう。ヨーロッパ人はスペイン語の特徴をある程度知ってるし、さ。

Japanese Englishが何故わかりにくいか?!それは、イントネーションとリズムにあるんじゃないかと最近思う。言葉の区切りがわかりにくいという指摘をクラスメートから日本人はよく受ける。だらだらと区切り無く一本調子で喋ってるんだって。Amyに言わせると、English speakerにとって日本語は音の高低も長短も一定に聞こえるとの事。

でも、でもですよ。
あまり品の宜しからぬ大阪弁で喋れば、音の高低も長短もあるじゃん。昔、バイオリンで大阪弁の啖呵を模倣しているのを聞いて大笑いした事があるけど(なぜなら、バイオリンが何を喋ってるのかわかるから)このノリが必要なのよ。発音がいまいちでも、アクセントとイントネーション、リズムがそこそこあってれば通じる!(はず…)。

まあ、そんなこんなでアメリカ人のイントネーションとリズムをまねしようとしている今日この頃ですが必然的にオーバーリアクションな話し方になってしまうのが悩み。日本人同士になったときに、ちょっと恥ずかしい。です。

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