9/02/2014

京都生まれのススメ  アメリカ編

私は魂を売った関西人ですが、一応、京都生まれ京都育ち、です。

京都生まれ、これはとても便利

文字通り便利なんです。アメリカに来て以来ESLクラスやら、yさんの職場仲間やら、道ばたの人々やら
いろんな人に自己紹介する機会が多い。そうすると、必ず聞かれるのが”どこの国出身?”、そして “日本のどこ出身?”

ここで、どう答えるのが会話が続きやすい答えか?一番普通に話が続くのが

Tokyo 

ま、異存はないですよね。東京と言えばハイテクシティー(どんなんやねん)というイメージがあるので
"東京では携帯一個あれば買物もできるし、遠隔操作で自宅のセキュリティーチェックや電化製品の操作だって出来るの、みんなやってる常識よ~"などと、ガイジンの夢を壊さないような話の展開が可能。(注:あまり無茶な夢を言わないように)

しかし、ほとんどの英語初心者日本人が陥る罠は正直に自分の出身地を申請してしまうこと。
私の友人は

Gifu prefecture

と言ってはみたものの、レアな答えに相手は反応できず。そして、Gifuとは日本のどこにあるのか、どんな都市なのかを友人は英語で説明できず、会話終了。(岐阜出身の方、ごめんなさい。)

私だって似たような英会話能力だったのですが

Kyoto 

といえば、知ってる人も多い。たとえ知らなくても日本の昔の都で今は芸者が住んでると言えば、たいていの人と会話が続きます。ポイントは、相手のファンタジー度に合わせること。

ビューティフルアジア幻想の方には京都のお寺の美しさについて語り、アジアだってちゃんと知ってるぞ的インテリの方には京都は中国西安にならって造られた都市なのだなどと小ネタを与え、あんまり京都も日本もよく知らないけど聞いた事あるという方には映画sayuriの芸者は中国風でなんか違うんだよね~などと、映画に話をつなげてしまう。

というわけで、京都生まれって便利。

京都生まれではないあなた、京都生まれを騙ってみてはどうでしょう?
(結構、有効技なので、本気でお勧めしたい!)

関東編へ続く~

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