8/24/2014

ハーバードエクステンションスクール Harvard Extension School

ハーバードエクステンションスクール
お勧め度*****
→ただし根性が必要。

名前のごとくハーバードの付属学校。と言うと響きがすごいが、ESL(ハーバードではIEL)に関してはプライベートスクール一般と考えて差し支えありません。クラス分けテストでA-Eの5段階に分けるので、どんな英語力の人でも受講できます。

私は、秋期、春期と夏期の3回、通算1年ここのイブニングコースに通いました。家から歩いて5分だったし。ちなみに、2007年夏期イブニングコースのパンフには私の写真も(小さく)使われています。探してみてね~。

この学校の特徴は
1.学費が高い
2.非常にハードな授業と宿題
3.インストラクターの質が(たぶん)高い
4.ハーバードな気分満点

1.
普通のプライベートスクールよりお高いです。例えば2007年のサマースクール(イブニング)の授業料は2時間×週2回×約8週間で700ドル。登録料 と、クラス分けテストが、各々約50ドル。そして、隠れ費用としてテキスト代が約100ドル。2ヶ月で10万円くらいかかる訳です。
でも、個人的には払う価値があると思います。私が今まで行った英語学校で一番ためになりましたから。わけわかんない外人と話すだけで月に数万取る日本の 英会話学校なんかとは比較になりません。

2.
本気でハードです。初めて受講した秋にはボロボロになりました。始まったときは16人だったのに、終わったときは6人しかいなかったもんね。 後は全員脱落。何がハードって、宿題の量が半端じゃない。そして、その宿題を授業で直接使う訳でもなく、クラスメート達とディスカッションやら口頭発表やらをこなさね ばならない。宿題を要領よくこなして理解しておかないと、授業に出る意味があまり無かったりする。研究や留学でボストンに来た日本人もたくさん受講して いるようですが、本業との両立が難しく脱落率も高いのではと密かに推察。

3.
インストラクターは全員ある程度の経歴をもち(ハーバードで英語学を学んだとか)、英語以外の言葉をかなりのレベルまで学んだ事がある人のようです。真剣に外国語を学ぶ苦しみを知っている先生ってのは、結構大きいのですよ。と、個人的に思ってるので、この点は高く評価。教える技術は人によって違うので、 当たり外れは多少あるかもしれません。日本的な"聞く授業"を期待する人には、どのインストラクターも合わないでしょう。クラスのスタイルとして、生徒 が授業に参加する/発言する、のが基本だからです。

4.
こりゃもう間違いなく、ハーバード気分になれます。ハーバードの学生証も貰えるし、harvard.eduがラストに来るメールアドレスも取れるし、 ハーバードヤードの中で授業は受けられるし、ハーバードの図書館やITラボも使えるし。ま、学生証なくても、ハーバードの建物の中なんて簡単に紛れ込めるんだけど。

総合評価として、非常にお勧め!です。でも疲れます。そしてお金が減ります。でも、お勧め!短期決戦型の人にはベストかもしれません。

後は、日本人に取っては言葉以外に授業スタイルでストレスが多いかも。ま、個人差はあると思いますが、冒頭に書いたごとく根性が必要なのは間違いな いです。

下記で私の体験談をアップして行く予定です。
クラスの詳細、雰囲気、私のへたれっぷり、等々を読んでみたい方は乞うご期待。

*秋期 総合クラス 初めてのエクステンション*
秋期 総合クラス その1
秋期 総合クラス その2

*春期 総合クラス ちょっと慣れてきた頃*
総合クラス その1
イントネーションとリズム
she/sea
useful suggestion
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Amyの発音塾

*夏期 リスニング&スピーキング 一番居心地の良かったクラス*
summer school その1
summer school その2
summer school その3

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