in limbo
どっちつかず、中途半端、な状態を表す言い方です。
これは、かつてのランゲッジイクスチェンジパートナーである
キャサリンから教えてもらった言葉です。
二つの間で迷っていて決められない時なんかに使います。
リンボーって聞いて、思い浮かべるものと言えばあなた、
リンボーダンスしかありません。
地面と棒の間をくぐり抜けていくイメージと共に
珍しく一発でフレーズが頭に入りました。単純。
で、使ってみたんですね。
60歳を過ぎたアメ人おばさま(日本大好き京都大好き)と
お話ししていた時に。
なんか、えらくびっくりされました。
そんな表現知ってるなんて知的ね!って。
知的?リンボーダンスが?
おばさま曰く、
宗教的背景のある表現を知ってるなんて思わなかったわ!
宗教的?リンボーダンスが?
何の話をしてらっしゃるのかしら??
おばさまによると、リンボーというのは
キリスト教であの世とこの世の間をさす言葉らしい。
アルクで調べてみると、こんな感じ↓。
limbo
【名】
辺獄、未洗礼の人の死後の地、地獄の辺土◆キリスト教において、洗礼を受けていない死者が行く場所。地獄と天国の中間的な場所。◆【参考】limbo infantum ; limbo patrum
拘留所、刑務所、監獄、拘禁 忘却
うーん、確かに宗教的な匂いが漂ってきます。
本来は、キリスト以前に洗礼がなかった頃の死者や
幼くして洗礼前に亡くなった子供たちがいくところ、という事らしいです。
地獄の苦しみはないけれど、神の恩寵を受ける事もない。と。
リンボーダンスのイメージから入った私は
二つのものの間で板挟みになってる状態を想起していたのですが
これだけではなくて
どこからも忘れられて宙ぶらりんのまま、とか
先が見えなくて、どうなるかわからない、
などといった使い方もあるようです。
天国と地獄どっちにも行けず、賽の河原で石を積む、みたいな?
↑宗教感覚の薄い日本人R的適当イメージ。
あまりよく聞く言葉ではないので
アメ人の言語感覚を把握しきれていませんが
すくなくとも、60歳を超えたおばさま年代の白人にとっては
日本人が使うと違和感ある言葉だったのかな、と思います。
でも、キャサリンは普通の表現として教えてくれたしなー。
そこんとこどうなんでしょう??
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