8/20/2014

時間の感覚

アメリカで疲れさせられる事の一つ、それは時間の観念。

私は日本人として決して神経質ではありません。むしろ、適当な方。しかーし、ここでは私はとっても几帳面な人に分類されます。

最初にそれを自覚したのは、渡米直後にアダルトエデュケーションのESLに通い始めたとき。9時の授業開始前に到着しているのは、日本人と韓国人とブルガリア人老夫婦のみ。後の人は思いっきり適当。

もちろんアダルトエデュケーションという性格上普通の学校よりはそのあたりは適当なんだけどさ。メキシカンの女の子は常に遅刻。雨が降ったら1時間遅刻。あげくの果てに、朝起きられないという理由でクラス変更してました。正直なのか?!メキシコ人。

ボストンにある地下鉄、通称Tには時刻表がありません。15分間隔ぐらいで来ま~す、ってことになってます。これは有名ですが、あまりに時間が押した時は車掌判断で勝手に急行になり(急行なんて普段は無い)数駅吹っ飛ばすのは当たり前。

町中にある時計は、時間がずれていて当てにならない物ばかり。もちろん数分のずれじゃないですよ、数時間のずれっていうか、全く違う時間。そんな事じゃあ、驚かなくなりました。というより、外出先で見る時計を信用してません。日本にいる時は、駅にある時計や電車の運行そのものの方が自分よりも時間に正確だと思ってたのにね。

遅れるばかりではなく、お役所やお店の閉店時間は繰り上げされてる事も多々。
早く帰りたいのね、って感じ。

そんなアメリカですが、ハーバード大の留学生向けHPには「アメリカは時間に正確な国です。自分の国での時間の感覚とは違っても、常にpunctualであるように心がける事が必要です。」とかなんとか書いてありました。

きっと日本が時間に厳格な融通の利かない国ってことなんでしょう…。

0 件のコメント:

コメントを投稿