日本に行ってきました。ほんの少しだけ。
小ボス、新ボス、
オフシーズンに仕事休ませてくれてありがとう。
スーツケース2つに加えてホームベーカリーを担いで帰国。
お留守番のyさんリクエスト。
このホームベーカリー、結構大きい(28.2×32.5×36.7cm)のですが
日本からは機内持ち込みできました。
しかし、アメリカ国内でボストン行きに乗り換えた際に
機内持ち込み不可とセキュリティーにひっかかる…。
"なんでー。日本からここまで持ち込んだのに~!
他に荷物2つ預けたから、3つ目になるとチャージかかって困るの。
通してもらえないかな~(←低姿勢)"
"ごめんね。日本人はいい人達だってわかってるけど
これ通すと僕がトラブルにあっちゃうから。"
うー。これ言われると弱いんだよね。
下っ端って本当に下っ端だから。この国。
そして私も下っ端仲間だからさ。
"そうだよね。わかる。ごねてごめんね。
じゃあ、エアラインと交渉してくる。”
ってわけで、航空会社カウンターへ。
対応してくれたおばさんに相談。
"$15しか、かからないよ(←国内線持ち込み1つ目と勘違い)。
あ、待って、国際便?$150ね。"
"そんなー。日本から乗る時は誰も止めなかったのに!?"
"うーん。あっちにいる男性に相談したらなんとかなるかも?good luck!"
ここも、これであっさり退散。
というのは、下っ端の権限の無い人と交渉しても意味無し。アメリカ。
権限ないのに頭ごなしに無茶言ってくる人にぶちあたる事も少なくない。
こうやって交渉相手を教えてくれるなんて
親切でよく出来た人なのだ。このおばさま。
というわけで、
カウンター内のちょっと不機嫌そうなおじさんと交渉開始。
この時点で、最悪$150払う事は覚悟していたが
面白いので$15にさせるのを目標にしてみた
(乗り継ぎ時間もあったしね)。
このとき、頭にあったのは
ボストンでお世話になってるアメリカ生活ファイナンス達人の言葉。
事務手続きなんかでトラブルがあった時は、ダメって言われても
丁寧に同じ事を3回繰り返して言ってみると効果あったりしますよ~。
私は時に怒りに任せて相手に迫るという悪癖があるのですが
(↑半年に一回くらいです。基本的に気弱な日本人です。)
ここはひとつ、達人方式をとってみるか、と。
"日本からは大丈夫だったのにセキュリティーに止められちゃったの。
通すように彼らに一言言ってもらえませんか?"
"これはあきらかに超過です。$150です。"
"じゃあ、どうして日本のユナイテッド職員は止めなかったの?"
"ここまではよくても、ここからはダメです。"
"でも、ここまで大丈夫だったのよ。ボストンまでOKって言われたし。
記録をチェックして。"
"日本でよくても、アメリカではダメです。"
"私だって、日本でダメだって言われたら
ちゃんと荷物を2つ以内に収めて荷造りしたよ!"
"一度通しておいてだめだなんて、どういうこと!!"
わたくし、最後の方はキレ気味? 若干ね。
"…スーパーバイザーに聞いてみる…"
いきなり電話をかけ始めるおじさん。待てども相手は出ない模様。
あきらめたおじさんは無言で荷物のチェックイン手続き開始。
あーあ、やっぱだめか。$150って、結構大きいけどしゃーないな。
と思ってたら、おじさんに荷物預け入れの半券を渡されて追い払われた。
笑顔の私に、不機嫌度を増したおじさんがうなずく。
ってわけで、フリーでした。ありがとおじさん。
ちょっと、クレイマーですまんかった。
でも、こんなのアメリカでは序の口さ。
日本からアメリカまで見過ごしたのは、航空会社の落ち度だしさ。
再会したセキュリティーの兄ちゃんには
預けたけどフリーにしてもらった!と報告。
兄ちゃんに祝福(?)のハグをしてもらった後は
ターミナルのバーでアンカースチーム。
$150浮いた訳だし。ね。
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